白山登山&山荘からの星空
2021/09/11-2021/09/12
白山@石川県白山市
学部時代より良くしてもらっている先輩が,この春より白山市(石川県)にお勤めになり,以前より白山登山&山上観測の話が持ち上がっていた.
一度7月に計画を組んだのだが,数日前よりずっと雨模様であえなく断念し,今回2か月越しにその計画が果たされる運びとなった.
登山計画は11日に登り山小屋で一泊,山上観測したのち翌朝下山というものだ.
メンバーは計7名で10日に石川県に入ったのだが先輩の家で一泊,わちゃわちゃしていて部室のような懐かしさがあった.
→ 一ノ瀬駐車場(バス) → 別当出合 → 観光新道 → 室堂
→ 砂防新道 → 別当出合(バス) → 一ノ瀬駐車場 というのが順路であった.
登山(往路)は終始雲の中で景色を楽しむことができなかったが,道は険しさは少なく,良い登山道であった.しかしやはり室堂到着時点で山頂が雲の中ということもあり,登頂は翌朝することにした.一ノ瀬駐車場を11:00に出て山荘まで約4時間半であった.
しばし雲の中であったが夕日の瞬間のみ晴れて皆で外へ出た.
良い景色であった.
我々の宿泊した白山荘は炊事場(火気使用が許可された机)があり,また寝床も広々としていて富士山の山小屋を経験していた他のメンバーによるとかなり人権の確保された山小屋だったそう.
この日は事前の予報によれば深夜帯に向けて徐々に晴れていくという予報であったが思うように晴れずあと一歩快晴とまではいかない時間が続いた.
冒頭の写真は23:00頃の一枚である.薄雲が広がり,全体的にも水蒸気が多いのか全体的に明るい空だったというのが私含め皆の感想だった.
しかし,のちに知ったことだが3:00頃,快晴になったので再び外へ出た時,どうやら黄道光が出ていたらしい.
この右側の光芒が黄道光らしい.
黄道光というもの自体は知っていたが確かにそれと認識して見ようと思ったことが無かったのでこの時は,東の空明るいなぁと思っていただけだった.(ところで星空の写真は無編集ばかりでもうしわけない)
その上この現象を観測できることが珍しいことなのかもよく理解していない,天文好きとして私もまだまだなっていない.
さて,翌朝は山頂を目指し,無事白山2702mに登頂した.
下山は天気も晴れて快適であった.
下山後は即,湯である.
そして湯のあとは麺である.
麺の方はオタクたちの評価は今一つだったが私としては70点といったところ.久々に喰うデブ麺は確かに美味かった.
前回の登山が丹沢で,これが私史上最高に辛い思いをした登山だったので白山はかなり満足だった.
ところで白山は霊峰らしく,また深田久弥のふるさとであるらしい.
白山に祭られているのは白山比咩大神,伊弉諾尊,伊弉冉尊の三柱だそうだ.白山比咩大神というのは伊弉諾尊と伊弉冉尊の仲を取り持った神として登場するらしい.
いつでも山に登るときは,神社に訪れるときはその神々のことをきちんと知っておきたいものである.
企画宿提供をしてくれた先輩と集まってくれたオタクたちと車を出してくれた社会人兄貴には感謝したい.
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